8-1
※最初から最後までメタたっぷり
※文鴦8新衣装について
※会話文
「新衣装おめでとう文鴦殿~!!」
(パーン!!)
「!? あ、ありがとう……。それはなんだ?」
「この日を祝うべく作ったちょっとした玩具だよ。ここの糸を引くと色とりどりの平紐が出て……。
って、そういう解説はいいんだ! 私は文鴦殿の新衣装のお祝いをしたい!」
「祝いをするほどのことなのだろうか」
「私はそう思ってる」
「ならそれに従おう」
「よーし。というわけでですけど……。
武器……」
「ああ、今回はこれだ」
「槍投げ文鴦殿が見られないとは……」
「見たかったのか?」
「うん。だってちょうかっこいいじゃん。あんな重いの、こう、びゅーんって」
「(ちょうかっこいい……)」
「でも文鴦殿だからなー! 大サツ刀でもかっこいいんだろうなー」
「(じーん)」
「おやー、文鴦殿、ちょっと顔赤くない?」
「う、名前殿があまり褒めるから」
「天然で情熱的なこと言っちゃう系の文鴦殿が何言ってんだかー。
さて。兜の形もけっこう変わったね。両側が引っ込んで真ん中が出たというか。最初ちょっとびっくりしたけど、話してるうちに見慣れてきた。似合う似合う」
「だが、名前殿の前では外していることの方が多そうだ」
「そうだね。今回は平服もあるっていうし」
「逢い引きのときに着るのは其方だろうからな」
「……(あいびき……)」
「名前殿?」
「あ、あー、いや、私も恋愛初心者だなと……」
「私も初心者だ。だからこそ、これから共に学び合い、助け合いながら進んで行きたいと思う」
「う、うん……(結婚の約束と聞き違う台詞だな……)(って、また脱線してる!)
えっ、えっと、あっ、文鴦殿、今回はがらっと革鎧になってるところあるね」
「ああ、随分と着心地が違う」
「大サツ刀にもなったし、今回の文鴦殿はちょっと足が速くなってたりするのかな……?」
「それは、ええと」
「お楽しみに、って言えば良いんだよ」
「お楽しみに」
「そうそう。……、うーん」
「……? どうした、私の足に何かおかしな点でもあったか?」
「ううん。……ああ、手もだね」
「名前殿?」
「んー。文鴦殿は、たっくさん戦場を駆け回ったり鍛錬したりしてるんだなーって。使い込まれてる」
「私は将だからな」
「うん、知ってる。……次も無事に帰ってこないと許さないから」
「解っている。私は名前殿を裏切らない」
「……もー、文鴦殿は、もう。ほんとにかっこいいんだから」
「……名前殿」
「うん?」
「せっかく祝ってくれているというのに申し訳ないのだが、鎧を脱いでも良いだろうか。この格好では、あなたを抱き締めるのが困難なのだ」
「ウッ、ウン……イイヨ……」
「ところで文鴦殿。私、やばいなって思ってるんだけど」
「何がだ?」
「今回の武器、私が整備を担当するはずのものがさっぱり無くなってて、職の危機」
「あっ」